2024/03/28に「鹿児島県伊佐市のメガソーラーで火事」というニュースを目にしました。
以下のメガソーラーらしいです。
伊佐市に「夜間売電型メガソーラー」、6.5MWhの蓄電池に全量充電 - ニュース - メガソーラービジネス : 日経BP社
- [太陽光発電]
- [メガソーラー]
“夜明けから日中の午後6時までは、太陽光パネルからの発電電力の全量を蓄電池に貯め、夕方の午後6時から夜の午後12時までの6時間で蓄電池を放電し、充電電力の全量を九州電力の系統に送電する。”
2024/03/28 13:56
LG化学製の蓄電池を使用しているとのこと。
九州は顕著なのですがVRE電源が過剰になっています。せっかくの電力なので無駄にはしたくないところ。
太陽光発電の魅力と課題
太陽光発電は、再生可能エネルギーの中でも特に注目を集めている技術です。その魅力は、太陽の光を直接電力に変換するクリーンで無尽蔵のエネルギー源にあります。
しかし、太陽光発電には一つ大きな課題があります。それは、発電量が太陽の光の量に左右されるため、日中や晴れた日には余剰電力が生じる一方で、夜間や曇りの日には電力が不足する可能性があることです。この発電量の変動が、太陽光発電の普及における大きな障壁となっています。
蓄電池技術の活用
この課題を解決するカギとなるのが、「蓄電池」技術の活用です。
蓄電池は、余剰となった直流電力を化学エネルギーとして蓄え、電力需要が高まるタイミングで、再びその化学エネルギーを電力に変換して供給することができます。
このプロセスは、太陽光発電で生成された直流(DC)電力から始まり、化学エネルギーへの変換、必要に応じてその化学エネルギーから直流電力への再変換、さらには直流から交流(AC)への変換を経て、電力供給網へと送電されます。
- 直流 (DC) 電力の生成
- 化学エネルギーに変換して保存
- 化学エネルギーから直流電力への再変換
- 直流から交流 (AC) に変換して系統へ送電
安定したエネルギー供給の実現
この一連のプロセスを通じて、太陽光発電の最大の課題である供給量の変動を克服し、より安定したエネルギー供給を実現することが可能になります。
もちろん、変換の各ステップではエネルギーロスが発生しますが、これらのロスは、再生可能エネルギーの利用を最大化し、化石燃料に依存する現在のエネルギーシステムから脱却するために必要な「投資」と考えることができます。
持続可能な未来に向けて
太陽光発電と蓄電池を組み合わせたシステムは、持続可能なエネルギー供給の未来に向けた重要な一歩です。このシステムは、エネルギー供給の安定化を図りながら、温室効果ガスの排出削減にも貢献します。また、電力供給の柔軟性を高めることで、エネルギーシステム全体の効率性と信頼性の向上にもつながります。
皆さんは、太陽光発電と蓄電池を組み合わせたこの革新的なシステムについてどう思いますか?私たちは、これらの技術をどのようにしてさらに発展させ、効率的なエネルギー供給の未来を実現していけるでしょうか?持続可能な社会に向けた一歩として、このトピックに対する皆さんの意見や提案を歓迎します。